美容師が解説!まとまらないダメージヘアでもおさまりやすい髪型

パサパサ髪のダメージヘアをまとまる髪にするためには、どんな髪型がいいのだろう?
誰もが悩む問題ですよね。
髪質や髪の量や長さによって、アドバイスできることは変わってきます。

例えば・・・

多毛さんの場合

多毛な方がよく口にする、

 

「いっぱい梳いてください!!」

 

確かにいっぱい梳けば毛量は少なくなります。

触った感じも軽くなります。

けれど、見た目は変わりません。

変わらないどころか、パサつき&広がりが増してしまします。

梳けば梳くほど、髪の長さがバラバラになり、まとまらない髪になってしまうのです。

 

内側を程々に梳く

 

これで十分です。

梳きすぎてしまった髪を、ある程度まとまる髪にするまでには、かなり長い月日が必要です。

梳きすぎ注意です。

 

っ毛さんの場合

柔らかくて細い髪は、艶が出やすく手触りもスルスルっとしていて、多毛や硬い髪の方は憧れますよね。

けれど猫っ毛はとても傷みやすいのです。

パサパサを防ぐには、傷ませないことが最も重要です。

 

猫っ毛がパサパサに見えてしまう原因に、髪の明るさも深く関わってきます。

硬い髪に比べて、猫っ毛は明るくなりやすいのです。

髪が明るくなりすぎてキンキンになってしまうとパサついて見えてしまします。

控えめなトーンや色味を入れるといいでしょう。

ブラウンを濃く入れると、深みが出て落ち着いて見えますよ!

 

癖っ毛さんの場合

癖っ毛の髪の表面は凸凹しています。

そしてとても乾燥しやすいのです。

段を入れすぎてしまったり、ショートヘアーにしたら、パサパサゴワゴワ広がってしまいます。

段をあまり付けないロングヘアーやボブスタイルのような、重さで抑え付ける髪型がベストですが、それでも広がってしまうという方もたくさんいるでしょう。

そこで役立つのは縮毛矯正です。

ひと言で縮毛矯正と言っても、今は薬剤の種類がとても豊富で、従来のように癖を徹底的に真っ直ぐにするものから、真っ直ぐに伸ばしすぎずに自然な仕上がりにで出来るものまであります。

薬剤の強弱や放置時間を調節することで、仕上がりも様々です。

担当の美容師さんとよく話し合って、お好みのツヤツヤストレートヘアーを手に入れてください!

 

おわりに

「ハサミ一本でどんな髪の悩みも解決してみせましょう!!」

 

とカッコいいことを言ってみたいのですが、正直なところ・・・

カットで出来ることは限られてしまっています。

けれど美容室には、パーマやカラーやトリートメントや・・・

綺麗になりたい人を理想に少しでも近づけるアイテムがたくさんあります。

いろんなものを試してください。

理想への道はすぐそばかも知れない。

はたまた遠い道のりかも知れない。

けれど、追及することを諦めなければ、いつか手に入れることが出来ます!!

私たち美容師は、それをお手伝いするために、日々勉強し続けています。

なんでも相談してくださいね!!

コメントを残す